もう一つのサッカーW杯 100㎝×150㎝のフィールドを縦横無尽

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
サッカー選手のフィギュア付きおはじきを中指か人さし指ではじき、直径約2センチのボールに当ててゴールを目指す「おはじきサッカー」=横浜市中区で2022年9月2日、宮武祐希撮影
サッカー選手のフィギュア付きおはじきを中指か人さし指ではじき、直径約2センチのボールに当ててゴールを目指す「おはじきサッカー」=横浜市中区で2022年9月2日、宮武祐希撮影

 「パチン、パチン、パチン」、「今のはゴールだろう」。横浜市中区黄金町、高架下にある「日本おはじきサッカー協会」の練習場に、おはじきを指ではじく音と歓声が響く。

 サッカーコートを模した「ピッチ」は100センチ×150センチの特製ボード。高さ3~4センチのサッカー選手のフィギュア付きおはじきを中指か人さし指ではじき、直径約2センチ、重さ1.5グラムのボールに当ててゴールを目指す。

 サッカーの母国イングランドで1929年に考案されたおはじきサッカー。2年に1度ワールドカップ(W杯)が開催され、世界中にプレーヤーがいる。日本では「日本おはじきサッカー協会」が唯一、国際組織「FISTF」登録の競技団体。現在155人が選手登録しており、公式大会で高ポイントを獲得すれば、代表としてW杯に出場できる。

 日本代表はW杯未勝利のため、まずは「世界で1勝」が目標。今年は今月16~18日、イタリア・ローマでW杯が開催されるが、日本は新型コロナウイルス禍で出場を自粛。2024年に英国で開催される次回W杯出場を目指して練習に励んでいる。

 同協会の鴻井建三会長(60)は「おはじきサッカーの魅力は、体形差に関係なく、しっかりした準備と戦術があれば勝てること」と語る。【宮武祐希】

あわせて読みたい

ニュース特集