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安倍晋三元首相銃撃

2022年7月8日、演説中の安倍元首相が銃撃され、死亡しました。その後の「国葬」にも疑念が…。

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安倍元首相国葬 官僚が驚いた岸田首相の二つの政治判断

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衆院議院運営委員会の閉会中審査を終え、一礼する岸田文雄首相(手前)と松野博一官房長官=国会内で2022年9月8日午後2時33分、竹内幹撮影
衆院議院運営委員会の閉会中審査を終え、一礼する岸田文雄首相(手前)と松野博一官房長官=国会内で2022年9月8日午後2時33分、竹内幹撮影

 27日に控える安倍晋三元首相の国葬を巡り、世論の賛否が割れた状況に苦しむ岸田文雄首相。8日に衆院議院運営委員会が開いた閉会中審査で、あるやり取りが官僚たちを驚かせた。

 日本維新の会の遠藤敬国対委員長から「今後、(安倍氏の国葬の)検証を踏まえて一定のルール作りを考えた方がいいのではないか」と水を向けられた時のことだ。首相は「国葬の実施後に行う検証の結果を今後の国葬のあり方に役立てていく」と答えた。

 この首相答弁は、国葬を担当する内閣府の事務方にとって寝耳に水だった。NHKのテレビ中継で審議を見ていたある官僚は「首相の政治判断だな」と内心でつぶやいた。あらかじめ用意した答弁原稿は検証には触れていなかったためだ。

 首相の踏み込んだ答弁には伏線があった。遠藤氏は質疑の冒頭で「私ども維新の会は、国葬に賛成の立場であります」と述べ、首相の政治判断に対する支持を明確にしていた。首相周辺は「水面下でいろいろなやり取りはあった」と語り、維新側との事前調整があった可能性を示唆する。

 国葬を巡っては、…

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【安倍晋三元首相銃撃】

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