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入管・難民問題

国外退去処分になった外国人の入国管理施設での扱いが注目を集めています。難⺠に厳しいと言われる日本。人権は守られている︖

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監視カメラに「アイム ダイイング」入管施設の男性死亡、国に賠償命令

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判決後、記者会見する児玉晃一弁護士(中央)ら原告側弁護団=水戸市宮前2で2022年9月16日午後3時25分、宮崎隆撮影
判決後、記者会見する児玉晃一弁護士(中央)ら原告側弁護団=水戸市宮前2で2022年9月16日午後3時25分、宮崎隆撮影

 茨城県牛久市の入管施設「東日本入国管理センター」で2014年、収容中のカメルーン国籍の男性(当時43歳)が体調不良を訴えたのに放置され死亡したとして、遺族が国などに1000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、水戸地裁(阿部雅彦裁判長)は16日、入管職員の注意義務違反を認め、国に165万円を支払うよう命じた。

 判決などによると、男性は13年10月に来日。成田空港で上陸許可を得られず退去を命じられたものの従わなかったため、翌11月から同センターに収容されていた。難民申請も認められずにいたという。

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【入管・難民問題】

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