下関・ひびき精機と仏・コンサル会社、パートナーシップ契約 社長「物作りの力 世界で試す」 /山口

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パートナーシップ契約を結んだ(左)アドバルアップ社のガルデ代表とひびき精機の松山社長(中央)ら
パートナーシップ契約を結んだ(左)アドバルアップ社のガルデ代表とひびき精機の松山社長(中央)ら

 半導体製造装置や航空機などの部品製造を手がける「ひびき精機」(下関市菊川町)が航空宇宙関連部品の海外展開を進めるため、フランスのコンサルタント会社「advalUP(アドバルアップ)社」とパートナーシップ契約を締結した。市役所で記者会見を開いた松山英治社長は「我々の物作りの力が世界でどこまで通用するのかを試したい」と語った。

 ひびき精機は従業員114人(9月現在)で菊川町内に三つの工場を持つ。同社は1967年の創業以来、高精度な金属加工技術を誇り、主に半導体製造装置の関連部品製造を続けてきたが、さらにその技術を生かすため2013年には航空宇宙産業への参入に欠かせない国際品質規格「JISQ9100」を取得。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と取引も始め、国内の航空機部品の製造も手がけるようになった。

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