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安倍晋三元首相銃撃

2022年7月8日、演説中の安倍元首相が銃撃され、死亡しました。その後の「国葬」にも疑念が…。

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連合会長「安倍氏国葬出席」が波紋 政府に恨み節も

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記者会見で安倍晋三元首相の国葬に出席する意向を表明した連合の芳野友子会長=東京都千代田区で2022年9月15日、奥山はるな撮影
記者会見で安倍晋三元首相の国葬に出席する意向を表明した連合の芳野友子会長=東京都千代田区で2022年9月15日、奥山はるな撮影

 労働組合の中央組織、連合の芳野友子会長が27日に予定される安倍晋三元首相の国葬への出席を表明したことが波紋を広げている。傘下の産業別労働組合(産別)や、連合の支援を受ける立憲民主党から批判が続出。連合幹部からは国葬を主催する政府に対する恨み節も漏れる。

 「苦渋の判断だが、連合会長として弔意を示すため出席せざるを得ない」。芳野氏は15日の記者会見で、手元のペーパーに目を落としながら神妙な面持ちでこう語り、国葬に出席する意向を表明した。政府からの国葬の案内状が届いたのは9日。15日はその回答期限だった。芳野氏は13日に他の連合幹部らと協議し、出席を決めたという。

 芳野氏は会見で、国葬の判断基準や法的根拠などに問題点が多いことを指摘した上で「政労使の一角である労働界に案内がきて、労働側代表として責任をどう果たすべきか。国葬のあり方と凶弾に倒れたことに弔意を示すことは区別する必要があるのではないか」と理解を求めた。ただ、報道各社の世論調査で国葬への反対が多数を占める結果が相次いでおり、「国民を二分し、多くの人が納得していないことを政府は受け止めてほしい」と注…

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【安倍晋三元首相銃撃】

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