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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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「笑いにこそ平和」 関西へ避難のウクライナ女性、M-1に挑む

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多目的スペースで漫才を披露するユリヤ・ボンダレンコさん(左)と吉村大作さん=大阪市西区で2022年8月18日午後7時半、中川博史撮影
多目的スペースで漫才を披露するユリヤ・ボンダレンコさん(左)と吉村大作さん=大阪市西区で2022年8月18日午後7時半、中川博史撮影

 相方の日本人男性から「日本の料理の感想教えてよ」と聞かれ、ウクライナ人女性が達者な日本語で「タコ焼きの タコが小さい しばきたい!」とぼやく。相方は「俺も同じ思いや……」とうなずく。8月中旬、練習を兼ねて大阪市内の多目的スペースで披露した漫才に、居合わせた人たちの笑い声が上がった。

 ウクライナの戦禍を逃れて日本で暮らすユリヤ・ボンダレンコさん(30)が9月下旬、支援者とコンビを組んで漫才の「M―1グランプリ」に挑戦する。「悲しみだけでなく、暮らしの中には笑いだってある」。ウクライナへの関心をつなぎとめたい。笑いにこそ平和があると訴えたい。そんな思いが根っこにある。

 ユリヤさんの故郷はロシアとベラルーシの国境に近いウクライナ北部の都市チェルニヒウだ。2月にロシアの侵攻が始まって以降、けたたましいサイレンの鳴り響く日が続き、爆弾の火炎で夜空が昼間のように赤く染まったという。両親は今も現地に残り、結婚したばかりの夫は軍に入った。

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【ウクライナ侵攻】

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