連載

松尾貴史のちょっと違和感

放送タレント・松尾貴史さんのコラム。テレビから政治まで、「違和感」のある話題を取り上げます。

連載一覧

松尾貴史のちょっと違和感

「国葬儀」 印象操作のつもりなのか

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
松尾貴史さん作
松尾貴史さん作

 7月に行われた参院選で、旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連施設にあいさつに連れて行かれても、暑くて顔を直していたので看板など見なかったからどういう団体かわからない、などと珍妙な言い訳をするうかつなのか悪賢いのかわからない人物がやすやすと当選した。一方、何十年も前から旧統一教会による被害で苦しい目に遭ってきた人たちを救済すべく活動を続けてきたジャーナリストが落選する様子を見せつけられた。もちろん選挙というものはそういうことが起きるものなので、今更大した感慨が湧くものでもない。

 今秋上演する芝居「裸足で散歩」の舞台を使っての場当たり稽古(けいこ)が終わり、一人で東京・銀座の立ち飲みバーに寄った。カウンターの端で黙食ならぬ「黙飲」をしていると、透明なパーティションを挟んで隣に2人組の客が立った。話を聞くともなしに聞いていると、というよりも聞こえてしまうのだが、どうやら雑誌の記者仲間らしい。旧交を温めている様子で、イラクに行った思い出やら、なぜ高級時計を反社会組織の親分たち…

この記事は有料記事です。

残り1287文字(全文1730文字)

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集