山の頂目指す「スカイランニング」 世界選手権で日本勢躍動

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スカイ男子で、銅メダルを取り、表彰される上田瑠偉選手(右)=イタリアのピエモンテ州で、2022年9月11日、丸山将真さん撮影(日本スカイランニング協会提供)
スカイ男子で、銅メダルを取り、表彰される上田瑠偉選手(右)=イタリアのピエモンテ州で、2022年9月11日、丸山将真さん撮影(日本スカイランニング協会提供)

 最高峰の頂への到達時間を競う山岳スポーツ「スカイランニング」の世界選手権が今月、イタリアで開催された。日本からは、7月末に行われた富士登山競走の山頂コース女子で4連覇を達成した吉住友里選手(36)=山梨県富士吉田市、「富士山の銘水」所属=や、長野県大町市出身のプロ山岳ランナー、上田瑠偉選手(28)ら13選手が参加。個人では上田選手がメダルを獲得し、国別団体で日本チームが銅メダルを獲得するなど山梨、長野ゆかりの選手らも活躍した。【照山哲史】

 日本スカイランニング協会(長野県上田市)によると、世界選手権は2年に1回開催されている。今年は9月9~11日に、イタリア北部のピエモンテ州で、過去最多の35カ国が参加した。競技は、「バーティカル」=距離3・8キロ、標高差1063メートル、「スカイウルトラ」=距離57・8キロ、標高差3508メートル、「スカイ」=距離31キロ、標高差2600メートルの3種目と、バーティカルとスカイの合計ポイントの「コンバインド(複合)」、各国男女3種目の合計ポイントの「国別団体」で争われた。

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