環境異変の兆し? うるさい蚊はどこへ
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

今夏は蚊が少ない――。そう感じた人は多かったのではないでしょうか。国立環境研究所生物多様性領域生態リスク評価・対策研究室長の五箇公一さんもその一人でした。蚊のような身近な生き物にも、環境異変の兆しが表れているのかもしれません。
「今年の夏はあまりの猛暑で、蚊に刺されることが少なかったという意見が多い」とテレビ番組が報じているのを見た。筆者が住んでいる茨城県つくば市でも、今夏は蚊が少なかったと思う。
実は8月の猛暑真っただ中、自宅マンションの1台しかないルームエアコンが故障してしまったため、新規購入したエアコンが届くまでの約1週間、窓を全開放で過ごすしかなかった。
この記事は有料記事です。
残り1017文字(全文1302文字)