野球少年4人が熱中症の80代女性救護 思いやりのチームプレー

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神奈川県警鶴見署の片山真署長(左)から感謝状を受け取り笑顔を見せる(右から)福田旺甫さん、上杉虎夢さん、田中羚さん、村上義琉さん=2022年9月20日午後4時8分、田中綾乃撮影
神奈川県警鶴見署の片山真署長(左)から感謝状を受け取り笑顔を見せる(右から)福田旺甫さん、上杉虎夢さん、田中羚さん、村上義琉さん=2022年9月20日午後4時8分、田中綾乃撮影

 神奈川県警鶴見署は20日、熱中症で歩けなくなった80代女性を救護した横浜市鶴見区の村上義琉(たける)さん(12)ら小学6年生4人に、感謝状を贈った。4人は同じ少年野球チームに所属。路上で電柱にもたれかかる女性を見つけて、飲み物を提供するなどした。村上さんは「野球チームで仲間が熱中症になることもあり、対応に慣れていた」と振り返った。

 4人は「潮田イーグルス」(鶴見区)に所属。8月27日午後2時45分ごろ、鶴見区本町通2の路上で、電柱にもたれかかっていた80代の女性を見つけた。「具合が悪そうだ」と感じて声をかけ、日陰に座らせた。村上さんと福田旺甫(おうすけ)さん(12)が近くで飲み物を買うなどして女性に提供。この間、残った上杉虎夢(らいむ)さん(12)と田中羚(りょう)さん(11)が「大丈夫ですか」などと声をかけて女性を励まし…

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