養父市東部、三月野3号墳 横穴式石室持つ円墳 調査成果パネル展示 27日から公民館 /兵庫

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天井石も現存していた横穴式石室を持つ円墳の三月野3号墳。墳丘の裾周りには外護列石が見られる=兵庫県養父市で、浜本年弘撮影
天井石も現存していた横穴式石室を持つ円墳の三月野3号墳。墳丘の裾周りには外護列石が見られる=兵庫県養父市で、浜本年弘撮影

 養父市東部にある「三月野(みつきの)古墳群」(養父市大塚)の三月野3号墳について、県教育委員会は20日、6世紀後半の古墳時代後期に築造された円墳で埋葬施設は横穴式石室だったと発表した。墳丘の裾周りには墳丘を整えて維持する「外護列石(がいごれっせき)」が巡らせてあった。【浜本年弘】

 付近の円山川東岸の丘陵尾根線上にある三月野古墳群11基(6世紀後半~7世紀初頭)のうち今回の調査は5基目。砂防えん堤工事の用地内にあり取り壊すため、調査が行われた。

 円墳の直径は9~10メートル。石室は南北に全長6メートルあり、最大幅1・4メートル、最大高1・9メートル。天井石が現存していた。床から天井に近くなるほど室内の幅が狭くなる断面が台形状の「持ち送り」という方法で石が積まれていた。須恵器や鉄製の矢じりなどが出土した。

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