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米国の鉄道や路線バスで、運賃を主に期間限定で無料にする試みが相次いでいる。車社会の米国ではマイカー利用が主流だが、ガソリン価格が高騰する中で身近な移動手段として改めてアピールし、新型コロナウイルス禍で落ち込んだ利用者数を回復させようとしている。
首都ワシントンと近郊のバージニア州を結ぶバージニア急行鉄道(VRE)の駅に9月の全線無料化を知らせるポスターが張られた。2路線のうち距離が長いフレデリックスバーグ線の片道運賃は通常、最大12・15ドル(約1700円)かかる。
VREは一部で競合するワシントン首都圏交通局の地下鉄が大規模工事で部分運休するため、その影響が大きい区間は10月も無料にする。VREのダルトン最高経営責任者(CEO)は「一時的な運賃無料化で利用を最大化させる」と訴える。
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