大切な人失った当事者語り合い「心が楽に」 NPO遺族支え愛ネット
毎日新聞
2022/9/24 07:30(最終更新 9/24 07:30)
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大切な人との死別を経験した時、人は深い悲しみと喪失感に襲われる。NPO法人「遺族支え愛ネット」(大阪市中央区)は、家族を亡くした当事者たちが気持ちを分かち合う場を設けるなど、悲嘆を抱える遺族の支援に取り組む。代表理事の京井幹男さん(73)は「互いに傾聴し合うことで心が楽になってくる。気持ちを吐き出せる場所が必要だ」と語る。【まとめ・川畑さおり】
喪失体験を持つ遺族同士が語り合い、支え合う場を提供し、悲嘆を緩和するサポートをしています。活動の中心は月1回の「ささえあい暖話室」です。講師や音楽家の方を招いての講演会や演奏会、5、6人のグループに分かれて話をする「分かち合い」をしています。また、会員が個別に囲碁やボウリング、食事会などを開く「自主クラブ」と称した活動などもあります。
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