「ついに長崎に」JR九州社長、知事ら期待語る 西九州新幹線開業

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JR長崎駅で開かれた西九州新幹線の開業記念式典で報道関係者の質問に答える(左から)JR九州の古宮洋二社長、「一日駅長」の長濱ねるさん、長崎県の大石賢吾知事、長崎市の田上富久市長=長崎市で2022年9月23日午前6時41分、松本美緒撮影 拡大
JR長崎駅で開かれた西九州新幹線の開業記念式典で報道関係者の質問に答える(左から)JR九州の古宮洋二社長、「一日駅長」の長濱ねるさん、長崎県の大石賢吾知事、長崎市の田上富久市長=長崎市で2022年9月23日午前6時41分、松本美緒撮影

 九州新幹線長崎ルート(西九州新幹線)が開業した23日、長崎市のJR長崎駅で開かれた記念式典で関係者が期待を語った。

 JR九州の古宮洋二社長は「ついに長崎の地に新幹線がやって来た。博多から長崎まで30分短縮され、この30分は非常に大きい」と強調。「新幹線の開業で交流人口が増加し、九州のみならず、広島や岡山、関西の方々が訪れる。一過性に終わらせず、長い長い取り組みにしていきたい」と語った。新幹線開業で定住人口の増加にもつながるとし、「時間短縮効果で生活は変わる。これまで単身赴任していた方が、通勤通学できるようになる」と話した。

 斉藤鉄夫・国土交通相は「沿線には雲仙温泉、武雄温泉、嬉野温泉などの名湯があり、食材を生かした郷土料理など魅力あふれるものが数多くある。開業を機に周辺地域が劇的な変貌を遂げ、多くの観光客が訪れて開業効果が波及することを期待する」と語った。未着工区間の新鳥栖―武雄温泉間については、「引き続き関係者とともに議論を積み重ねて、新幹線ネットワークのさらなる充実に努める」と述べた。

 長崎県の大石賢吾知事は「長崎のさまざまな魅力を体感していただくチャンス。各地域ではおもてなしの態勢作りを官民一体で進めてきた。県内各地域を周遊していただくことを期待している」と話した。【久野洋】

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