科学賞・ブレークスルー賞に筑波大の柳沢氏 睡眠障害の創薬に貢献

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柳沢正史・筑波大教授
柳沢正史・筑波大教授

 米グーグルの創業者らが設立した科学賞「ブレークスルー賞」が22日発表され、生命科学部門で筑波大の柳沢正史教授(62)が選ばれた。日中に突然眠り込む病気「ナルコレプシー」の仕組みを解明し、睡眠障害の創薬に貢献したことが評価された。米スタンフォード大のエマニュエル・ミニョー教授との共同受賞になる。

 ブレークスルー賞は生命科学、数学、基礎物理学の優れた研究に与えられ、ノーベル賞の山中伸弥・京都大教授、大隅良典・東京工業大栄誉教授らも受賞している。柳沢氏は取材に「睡眠の分野がやっと日…

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