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「寝る子は育つ」長じて「寝るアスリートは勝つ」--。スポーツ選手に欠かせない「運動」「栄養」「睡眠」のうち、運動を担当するのはコーチやトレーナー、食事を支えるのは栄養士だが、睡眠のアドバイスは? あまりなじみのない「スリープコーチ」を紹介する。
「日本人は『寝る間を惜しんで』が美徳とされます。でも、相当な運動量のアスリートは並の睡眠では回復しない。適当に寝るだけでは駄目なのです」
そう訴えるのは、一般社団法人オルソスリープアカデミー(大阪市中央区)の代表理事兼代表講師で、「アスリートスリープコーチ」の矢野達人さん(37)だ。一般社団法人日本睡眠教育機構が育成する上級睡眠健康指導士の資格も持つ。2016年リオデジャネイロ・パラリンピック車いすバスケットボール男子代表の村上直広選手(28)や21年東京パラリンピック同女子代表主将の網本麻里選手(33)、兵庫・相生学院高サッカー…
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