わが先達、啄木と茂吉を考察 詩人・倉橋健一さんが評論集刊行

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インタビューに答える詩人の倉橋健一さん=大阪市北区で2022年8月30日、梅田麻衣子撮影
インタビューに答える詩人の倉橋健一さん=大阪市北区で2022年8月30日、梅田麻衣子撮影

 大阪在住の詩人、倉橋健一さん(88)が、石川啄木と斎藤茂吉の作品・生涯から近代短歌を考察した評論集『歌について―啄木と茂吉をめぐるノート』(思潮社・2640円)を刊行した。先達2氏は、自身の歩みを振り返るうえで外せない。また、今年、第40回現代詩人賞を受賞した詩集『無限抱擁』では「詩の中に私小説的なことを交える試み」を初めて取り入れた。円熟の境地に達した詩人が今、詩や短歌について考えていることを聞いた。

 倉橋さんは中学時代に短歌の創作を始めた。「あの時から、自分の心の中に存在しているのが啄木です」

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