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1年目からバット職人に語っていた「こだわり」 村上宗隆56号

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ヤクルト・村上宗隆選手のバットを手がけるクラフトマンの名和民夫さん=岐阜県養老町のミズノテクニクス養老工場で2022年9月16日午前11時54分、中村有花撮影
ヤクルト・村上宗隆選手のバットを手がけるクラフトマンの名和民夫さん=岐阜県養老町のミズノテクニクス養老工場で2022年9月16日午前11時54分、中村有花撮影

 ヤクルトの村上宗隆選手(22)が3日の今季セ・リーグ最終戦で、シーズン56本塁打を達成した。

 王貞治(巨人)らを超えるプロ野球単独2位の記録を生み出した村上のバットを手がけたのは「ミズノテクニクス」のクラフトマン、名和民夫さん(55)。村上がプロ1年目から口にしていたバットへのこだわりは「向上心」の表れでもあるという。

 今季途中から使用する村上のバットは880~900グラム。ヘッド部分はくりぬかれ、グリップエンドはなだらかになった「タイカップ型」になっている。重さは、多くの選手は誤差も含め10グラム単位でバットを作るが、村上は意図的に900グラムに近いものと880グラムに近い二つの形を作る。名和さんは「差を20グラムに広げるということによって、自分の体調、対戦する投手によって調整をしていると思う」と説明する。

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