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安倍晋三元首相銃撃

2022年7月8日、演説中の安倍元首相が銃撃され、死亡しました。その後の「国葬」にも疑念が…。

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安倍元首相国葬 北陸3県知事、参列 県庁に弔旗 各地で反対運動も /福井

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福井県庁の入り口に掲げられた弔旗=福井市大手3で、大原翔撮影
福井県庁の入り口に掲げられた弔旗=福井市大手3で、大原翔撮影

 参院選の遊説中に銃撃されて亡くなった安倍晋三元首相の国葬が行われた27日、北陸3県の知事は東京都千代田区の日本武道館に駆けつけ、式典に参加した。一方、各県庁では半旗が掲げられるなどしたが、その周辺では反対する人たちが声を上げ、国葬に対して世論が分かれている現状が浮き彫りとなった。【国葬取材班】

 入り口に弔旗が掲揚された福井県庁だったが、式典が始まっても来庁者や職員に黙とうなどの弔意を示すことは求めなかった。富山、石川の県庁でも同様に半旗や弔旗の掲揚は行ったものの、弔意を示す要請はなかった。石川県庁の本庁舎で弔旗を撮影していた無職男性(83)は「(銃撃に)ショックを受けた。国葬は問題ないが、政府は慎重に意見を聞いてから決めるべきだった」と話した。

 日本武道館での式典には3県の知事のほか、市町村からも複数の首長が参列した。式典後、3知事は「ご冥福を心よりお祈りする」などと弔意を示すコメントを発表。なかでも、自民党安倍派の国会議員だった馳浩・石川県知事は「国政に多大な貢献をされた。私個人としても、政治家としての成長を導いてくれた兄のような存在」と安倍氏の死を悼んだ。

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