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安倍晋三元首相銃撃

2022年7月8日、演説中の安倍元首相が銃撃され、死亡しました。その後の「国葬」にも疑念が…。

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「長蛇の列」と「反対の声」 現場で見えた英国葬との違い

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国会議事堂前で安倍晋三元首相の国葬に反対する人たち=東京都千代田区で2022年9月27日午後3時44分、竹内幹撮影
国会議事堂前で安倍晋三元首相の国葬に反対する人たち=東京都千代田区で2022年9月27日午後3時44分、竹内幹撮影

 世界的な注目を集めた英国のエリザベス女王の国葬(19日)から1週間後の27日に営まれた安倍晋三元首相の国葬。英国の国葬を「本物の国葬」とするワードがネット交流サービス(SNS)でトレンド入りするなど何かと比較されてきたが、実際にはどうだったのか。【山下智恵】

賛否双方のワードがトレンド入り

 「各国代表が来てるのに、恥ずかしくないのか、お前は」

 会場となった日本武道館(東京都千代田区)で国葬が始まる30分ほど前の午後1時半ごろ。一般献花に訪れた喪服姿の人たちなどが行き交う靖国神社の参道入り口付近で怒号が響いた。

 怒号は国葬反対のプラカードを掲げた男性に周辺の人から投げられたもの。もみ合いになりそうになったところを、警察官が交通整理を理由に制止に入った。周辺は騒然とし、国葬の開始時刻を過ぎ、弔砲が鳴り響く中でも言い合いが続いた。

 近くの交差点では、国葬反対を訴えるデモ隊が通過する度に賛成派の団体が「帰れ」コールで迎え、騒然とした雰囲気が続いた。

 国葬の賛否を巡っては報道各社の世論調査で反対が賛成を上回り、開催前から各地で反対集会・デモが開かれた。27日も反対派のデモと国会議事堂前の集会が開かれたほか、ツイッター上でも「国葬に最後まで反対します」「安倍さんありがとう」など賛否双方が発したワードがトレンド入りし続けた。

英国葬「比類のない一大イベント」

 一方、1週間前。英国のエリザベス女王の国葬は、一部で弔意の強制や旧植民地諸国による王政に対する反発の動きはあったものの、英国全土で2分間の黙とうがささげられるなど、国内世論に分断と言われるほどの動きはみえなかった。

 英BBCによると、…

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【安倍晋三元首相銃撃】

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