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ロシア強行“住民投票” 「賛成多数」に消えぬ疑義 編入望む声も

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入院患者のために投票箱を持参した「選挙管理委員会」の関係者(中央)=ウクライナ東部ドネツクで2022年9月27日、ロイター
入院患者のために投票箱を持参した「選挙管理委員会」の関係者(中央)=ウクライナ東部ドネツクで2022年9月27日、ロイター

 ウクライナ東部と南部の4州でロシアへの編入の是非を問う「住民投票」の結果が発表され、事前の予想通りに賛成票が多数を占めた。国際社会からは正当性を疑う指摘が相次ぐが、投票が強行された地域ではロシアへの編入を望む声もあり、複雑な実情を示している。【大前仁】

 住民投票が実施された4州のうち、東部ドネツク州では親露派が自称する「ドネツク人民共和国」が州域の6割を実効支配している。共和国の「選挙管理委員会」は投票が締め切られた27日の深夜の段階で、賛成票は99・23%に達したと発表。共和国首長を名乗るプシーリン氏は「全てが予定通りに進んでいる」と喜んだ。

 だが、住民の間では投票そのものへの疑念が消えていない。「(親露派が支配を続けてきた)8年間の経験から、我々の票が何も反映されないことは明らかだ」。…

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