路上は台風の災害ごみだらけ「どこに運べば…」 対応後手の静岡市

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住宅地の道路には被災した家財道具が積み上がっている=静岡市清水区で2022年9月27日午後3時59分、五十嵐和大撮影
住宅地の道路には被災した家財道具が積み上がっている=静岡市清水区で2022年9月27日午後3時59分、五十嵐和大撮影

 静岡県内各地に記録的豪雨と浸水被害をもたらした台風15号。静岡市清水区西部では、住宅街の一角に泥にまみれた畳や布団、ソファなどの家財道具が見上げるほどの高さまで積まれている。運び込まれた災害ごみが幅10メートルほどの道路の半分を覆い、車のすれ違いができない場所もある。【五十嵐和大、松浦吉剛】

 「断水ばかり注目され、他の問題が手つかずだ」。清水区天王町の70代男性は憤る。台風以降の好天が続き、冠水した道路にたまった土砂は「カチカチに乾いて、スコップでは取り除けない」。「行政が災害ごみの置き場をきちん…

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