障害者主体で自立支援 毎日社会福祉顕彰を受賞 「ヒューマンケア協会」中西正司代表(78) /東京

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特定非営利活動法人ヒューマンケア協会代表の中西正司さん
特定非営利活動法人ヒューマンケア協会代表の中西正司さん

 障害者主体で介助や自立生活を支援する「自立生活センター」を国内で初めて創設した特定非営利活動法人「ヒューマンケア協会」代表の中西正司(しょうじ)さん(78)=八王子市=が第52回毎日社会福祉顕彰を受賞した。福祉の受け手から担い手へ、障害者が支援する側となる初のモデルを社会に根づかせた中西さんは「今後も当事者中心の仕組み作りが大事」と語る。【野倉恵】

 中西さんは大学3年生でのオートバイ事故で四肢まひとなり、家族の介護を受けながら7年間寝たきりの生活を送った。リハビリ施設で日中、長時間の着替えや排せつの訓練を続け、車椅子で動けるようになったが、大学には復学できなかった。「介助なしに生きていけなくてもあわれみの福祉は受けたくない。障害のない人とどう対等な関係を築くか」。その思いが原点となった。

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