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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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日本のロシア語離れ、かつてない懸念 「ゴルビー世代」の憂い

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1991年4月に京都市を訪れたゴルバチョフ・ソ連大統領(当時)とライサ夫人。日本に「ゴルビー旋風」を巻き起こした(タス=共同)
1991年4月に京都市を訪れたゴルバチョフ・ソ連大統領(当時)とライサ夫人。日本に「ゴルビー旋風」を巻き起こした(タス=共同)

 8月30日に死去した旧ソ連指導者ミハイル・ゴルバチョフ氏が主導したペレストロイカ(改革)で東西冷戦が終わろうとしていた1980年代後半、ロシアの未来や文化に魅力を感じた多くの若者たちがロシア語を学んだ。だが、ロシア語熱はいつしか冷めて、ロシア語を教える大学も減少。NHKのロシア語講座も打ち切られ、ロシアによるウクライナ侵攻はこうした傾向に拍車をかけている。“ゴルビー世代”の研究者は「ロシア語離れ」の現状に懸念を深めている。【田中洋之】

 「もともと地盤が緩んでいるところに大雨が降った状態。このままでは甚大な災いにつながる危険性があります」。そう語るのは東京外国語大の前田和泉(いずみ)教授(53)=ロシア文学=だ。軍事侵攻がロシア語教育に与えるダメージを心配している。東京外大ではロシア軍がウクライナに侵攻した2月24日の翌日に…

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【ウクライナ侵攻】

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