空海直筆の書など40件 「国宝 高野山金剛峯寺展」愛媛で1日開幕

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空海が24歳で書いた国宝の「聾瞽指帰」=松山市堀之内の愛媛県美術館で2022年9月30日午後3時44分、太田裕之撮影
空海が24歳で書いた国宝の「聾瞽指帰」=松山市堀之内の愛媛県美術館で2022年9月30日午後3時44分、太田裕之撮影

 弘法大師空海誕生1250年、あいテレビ開局30周年記念の「国宝 高野山金剛峯寺展―空海ゆかりの名宝と運慶・快慶」が10月1日、愛媛県美術館(松山市堀之内)で開幕する。真言密教の聖地であり、国宝23件、重要文化財180件以上を有する「山の正倉院」と言われる高野山から、空海直筆の書や運慶・快慶の仏像など国宝5件や重文25件など約40件を展示。愛媛県とあいテレビの主催で、他に例のないオリジナルの展覧会という。

 特に注目されるのは高野山三大秘宝の一つで国宝の「聾瞽指帰(ろうこしいき)」。空海が24歳で書いた儒教・道教・仏教の比較思想論だ。それぞれを代表する架空の3人が、倫理・道徳に欠けた若者に各教えを説く中で、自らが悟って他者をも救う仏教が最も優れていると示す。空海が親戚知人に向けて表明した“出家宣言書”とされる。

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