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毎朝、馬の調教を見る際に欠かせない双眼鏡。競馬ライターの井内利彰さんがコラムを通じて、競馬の魅力に迫ります。

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ドウデュースは「間違いなく良化」 凱旋門賞のカギは雨 井内利彰さん

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ドウデュース=2022年5月25日午前7時48分、井内利彰さん撮影
ドウデュース=2022年5月25日午前7時48分、井内利彰さん撮影

 日本時間10月2日午後11時過ぎ、フランスのパリロンシャン競馬場で「凱旋門賞」が行われる。

 昨年、菊花賞を勝ち、今年は天皇賞・春と宝塚記念を制したタイトルホルダー。日本ダービーを優勝したドウデュース。今年、海外重賞で2勝を挙げたステイフーリッシュ。昨年に続く凱旋門賞挑戦となるディープボンド。これまでの実績や勝ってきたレースでの脚質がバラエティーに富んだ4頭。日本の悲願を達成するには十分なメンバーがそろったという印象がある。

 その中でも個人的に注目しているのはドウデュース。管理する友道康夫調教師は2016年にマカヒキで凱旋門賞にチャレンジした。ドウデュースと同じダービー馬で、前哨戦にニエル賞(GⅡ)を使ったのも同じ。しかし、その前哨戦の着順が違う。

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