- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

北朝鮮は9月25日以降、1週間で4回7発もの短距離ミサイル発射を繰り返した。8月下旬の米韓合同演習で野外機動訓練を復活させたりするなど、日米韓の「抑止力強化」の動きに対し、不満と反発を見せつける意図がある模様だ。
北朝鮮の金星(キムソン)国連大使は9月26日、国連総会の一般討論演説で、米韓両海軍が同日から日本海で始めた合同軍事演習を「危険極まりない行為だ」と非難した。「米国の敵視政策と軍事的な恐喝が加重されればされるほど、これを抑制する我々の力も引き続き強化される」とも発言。前日25日からの1週間でミサイル発射を繰り返しており、米国などに軍事力で対抗する姿勢を鮮明にした。
米韓両国は8月下旬、昨年まで縮小していた合同軍事演習の規模を拡大して実施した。9月26~29日の海軍演習では、米海軍の戦略資産である原子力空母「ロナルド・レーガン」が参加。29日には訪韓中のハリス米副大統領が北朝鮮との軍事境界線付近の非武装地帯(DMZ)を視察し、30日には米韓両海軍が海上自衛隊と日本海で北朝鮮の潜水艦への対応を想定した合同訓練も行った。
この記事は有料記事です。
残り638文字(全文1107文字)