元寇船のいかり741年ぶり水上に 長崎で引き揚げ 計画的作業は初

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741年ぶりに海面に姿を現した元寇船のいかり=長崎県松浦市の鷹島で2022年10月1日午後2時39分、綿貫洋撮影
741年ぶりに海面に姿を現した元寇船のいかり=長崎県松浦市の鷹島で2022年10月1日午後2時39分、綿貫洋撮影

 鎌倉時代の弘安の役(1281年)で長崎県松浦市の鷹島(たかしま)沖に沈没した元寇(げんこう)船の木製いかりの木材部分が1日、引き揚げられた。これまでに港湾工事に伴う調査で9基のいかりが引き揚げられているが、計画的に引き揚げるのは今回が初めて。海底には2隻の元寇船が確認されており、船本体の引き揚げへ向けた足がかりとする。

 いかりは、鷹島の沖約150メートル、水深約20メートルの海底からバルーンを使って水中に浮かせたまま岸壁へ運び、クレーンで引き揚げた。741年ぶりに水上に姿を現したいかりは「レ」の字形で、長さ約175センチ、幅約25センチ、推定重量200キロ弱。トラックで市立埋蔵文化財センターに運び、海水の入った水槽に保管した。今後、木材にねじれや反りが生じにくい糖類の一種であるトレハロースを溶かした水に浸して2…

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