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激動の清朝末期に生きる人々、力強く体現 雪組「蒼穹の昴」開幕

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 宝塚歌劇団雪組公演のミュージカル「蒼穹(そうきゅう)の昴(すばる)」が1日、宝塚大劇場で開幕した。清朝末期の中国で、激動する時代に翻弄(ほんろう)されながらも、懸命に生きる人々を描く。トップスター彩風咲奈(あやかぜ・さきな)を中心とした雪組生が、浅田次郎さんによる同名のベストセラー小説の壮大な世界観を力強く体現した。

 19世紀末の清国。地方の地主の次男である梁文秀(リァン・ウェンシウ)=彩風=と、貧しい農民の李春児(リィ・チュンル)=朝美絢(あさみ・じゅん)=は、貧富の差こそあれ義兄弟の契りを交わした仲。ある時、ケンカ別れしてしまう。やがて文秀は科挙を首席で突破して皇帝に仕える一方、春児は宦官(かんがん)になって西太后の側近に上り詰め、紫禁城で再会する。対立してゆく皇帝と西太后のそばで2人は数奇な運命に導かれ…

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