インドネシア暴動 サッカー場の定員上回る観客収容か
毎日新聞
2022/10/3 16:46(最終更新 10/3 22:43)
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インドネシア東ジャワ州マランのサッカー場で1日に大勢の死者が出た問題で、警察当局は2日、死者を125人と発表した。警察によると、定員を上回るチケットが販売されており、定員を超える観客がいた可能性がある。一方、毎日新聞の電話取材に応じた観客は、警察が制圧のために「催涙弾を観客席にも発射した」と話した。地元の複数のメディアも同様の証言を報じており「過剰収容での催涙弾発射で被害が拡大したのではないか」と指摘している。
ロイター通信によると、死者のうち少なくとも32人が子供という。警察が発射した催涙ガスから逃れようと市民が出入り口に押し寄せたことで、圧死による死者が相次いだ可能性がある。国際サッカー連盟(FIFA)のガイドラインは、サッカー場内で鎮圧を目的にしたガスの使用を禁じている。
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