松本元死刑囚の次女、遺骨求め国提訴 「法務省が引き渡し拒否」

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東京地裁および東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区で
東京地裁および東京高裁が入る庁舎=東京都千代田区で

 2018年に死刑執行されたオウム真理教の松本智津夫元死刑囚=執行時63歳、教祖名・麻原彰晃=の次女が国に対し、遺骨の引き渡しを求めて東京地裁に提訴したことが3日、分かった。遺骨を巡っては昨年7月、次女に引き渡すとした司法判断が確定したが、手続きが進んでいないことが明らかになった。

 提訴は2日付。次女の代理人の安西敦弁護士は取材に「複数回、法務省に引き渡しを求めたが拒まれた。法務省の対応には法的根拠がない」と説明した。

 次女側は家族間で遺骨の帰属を争った裁判の際に「オウム真理教や後継団体との関係を有していることを裏付ける的確な資料はない」との主張を裁判所も認めたと強調。次女は代理人を通じ「父の遺骨を政治的にも宗教的にも利用されたくありません。娘としてただ静かに悼み弔いたいと願っています」とコメントした。

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