北朝鮮「最長飛行距離」ミサイルの狙いは? 識者に聞いた

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2017年8月29日、平壌で行われた北朝鮮の中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練=朝鮮中央通信・朝鮮通信
2017年8月29日、平壌で行われた北朝鮮の中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練=朝鮮中央通信・朝鮮通信

 ミサイル発射を繰り返す北朝鮮は4日、約5年ぶりに日本列島の上空を通過する中距離弾道ミサイルを発射した。飛行距離(推定約4600キロ)は過去最長。北朝鮮の狙いは何か。識者に聞いた。

今後も発射実験は継続

礒崎敦仁・慶応大教授

 5年ぶりに、Jアラート(全国瞬時警報システム)が発令され、日本としては注目せざるを得ないが、今年に入って北朝鮮はミサイル発射実験を増やしており、ミサイルの精度の向上など国防力強化の一環と考えるべきだ。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記は、昨年1月の党大会で核・ミサイル開発の大号令をかけ、今年9月の施政演説では国防力開発を最重視するとした。今回のミサイル発射が米国の対北朝鮮政策に影響するとは考えづらい。米朝が没交渉に陥る中、北朝鮮は今後も発射実験を続けるだろう。

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