「形に残るもの、うれしい」福井・越前のパートナーシップ制度に4組
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福井県越前市は1日、LGBTQなど性的少数者の成人カップルをパートナーとして公的に証明する「パートナーシップ宣誓制度」を、県内の自治体で初めて開始した。10月の開庁日初日となる3日、希望する5組のうち、4組のカップルに受領証が交付された。市によると、制度を導入する自治体は、富山、石川を含めた北陸3県では、金沢、白山両市に続き3例目。
この日、越前市の鍛冶職人、竹内パンダさん(33)は、パートナーの女性(23)と同市役所を訪れ、受領証の交付を受けた。竹内さんは「私たちには形に残るものがなかったので、うれしい」と話した。取材に顔を出して答えた理由を「私たち(性的少数者)はそばにいると伝えたかった」と説明した。
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