東日本大震災

3.11から10年間、宮城県内で写した軌跡 定点撮影が伝える復興 8日まで 下京で企画展 /京都

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「3・11定点撮影プロジェクト」の写真展を開いている志麻克史さん=京都市下京区で、南陽子撮影
「3・11定点撮影プロジェクト」の写真展を開いている志麻克史さん=京都市下京区で、南陽子撮影

 東日本大震災の被災地がどのような復旧・復興を経て今あるかを紹介する写真展が、京都市下京区の「ひと・まち交流館京都」で開かれている。宮城県内の30地点で、被災直後、数年後、約10年後に撮影された3枚の写真を並べて展示し、未曽有の災害を経た街の「いま」を伝える。8日まで。【南陽子】

 震災後の2011年11月以降、被災地を20回近く訪れて支援し、防災拠点施設や避難所の在り方を研究している元大学職員の志麻克史さん(51)=滋賀県草津市=が開いた。定点撮影プロジェクトに取り組んでいる仙台市の市民団体「3・11オモイデアーカイブ」から40枚の写真パネルやタペストリーを借り受けて展示している。

 並んだ3枚の写真を見比べると、同一とは思えないほど「いま」の風景が被災直後から様変わりしている場所が少なくない。塩釜市の商店街は、12年9月の撮影時にはアーケードが撤去され、20年9月には通りに面して大きなマンションが写っていて、商店は見えない。

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