- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

バイデン米大統領(民主党)の政権運営やトランプ前大統領(共和党)の再選戦略の行方を占う中間選挙(11月8日投票)まで8日で1カ月となる。連邦上院、下院の多数派を共和党が奪還するかなどが焦点。下院選は共和党がやや優勢、上院選は接戦との見方が有力だが、予断を許さない状況が続く。本来は「現政権への審判」の意味合いが強い中間選挙だが、今回は人工妊娠中絶の是非やトランプ氏の政治姿勢への評価も大きな論点となっている。
バイデン氏は8月下旬から選挙運動を本格化させ、接戦の選挙区を中心に遊説を重ねる。共和党予備選でトランプ氏が支持する候補が躍進したことを踏まえ、「(トランプ派は)選挙で勝てなければ、結果を認めずに『不正があった』と訴える。それは民主主義とは言えない」と強調。「民主主義の危機」を訴え、中間選挙を「民主党とトランプ派との対決」と位置づけようとしている。
この記事は有料記事です。
残り1219文字(全文1599文字)