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この国はどこへ これだけは言いたい 安倍氏の幻想と決別を 漫画家・小林よしのりさん 69歳

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ポーズを取る漫画家の小林よしのりさん=東京都世田谷区で2022年9月29日、宮武祐希撮影
ポーズを取る漫画家の小林よしのりさん=東京都世田谷区で2022年9月29日、宮武祐希撮影

 賛否両論が渦巻く中、9月27日に安倍晋三元首相の国葬が行われた。かつては安倍氏に期待していたという漫画家の小林よしのりさん(69)は、今は元首相を「因習にとらわれた政治家」と痛烈に批判する。同じ「保守」の立場だと思っていたのになぜなのか。真意を聞きに保守の論客のもとを訪ねた。

 国葬が終わった翌々日。まだ暑さが残る東京都内の閑静な住宅街ではキンモクセイがかすかに香り、秋の気配が漂い始めていた。緑豊かな公園を抜けると、小林さんが普段、仕事場として使うマンションが現れた。

 「わしも昔は徹夜の連続だったけど、今は毎日5時間は寝ている。朝5時に起きて、すぐに仕事を始めます」。スタッフ数人が一心不乱にペンを動かす仕事部屋。私は30年近く前になる学生時代、週刊誌「SPA!」の連載漫画「ゴーマニズム宣言」を愛読していた。目の前に登場したグレーのジャケット姿の小林さんは若々しかった。ご自分を「わし」と呼んでいるあたりも漫画そのものだ。来年古希を迎えるとは、とても信じられないの…

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