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酒離れ、中高年(健康志向)も若者(コスパ命)も
酒類メーカーがあえてアルコールの少ない飲み物を専門に出す店を開業するなど、酒を控える風潮が徐々に広がっている。海外では厳しい販売規制などを課す国もあるが、日本の取り組みは遅れている。国内でも「脱アルコール」の流れは定着するのだろうか。
東京・渋谷のセンター街に風変わりなバーがオープンした。「SUMADORI-BAR SHIBUYA」。自家製レモネードのカクテルなどノンアルコールや低アルコールの商品を100種類以上提供する。ベージュを基調としたカフェのような店内は若い女性が目立つ。
アルコール度数は0%、0・5%、3%の3種類から好きな強さを選ぶことが可能で、花やフルーツなどが添えられ「インスタ映え」するおしゃれなメニューが並ぶ。店名の「スマドリ」は適切な酒量を自由に選ぶ飲み方(スマートドリンキング)の略称だ。6月末の開業以来、1日に平均約160人が訪れて人気を集めている。
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