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ウクライナ侵攻

ロシア軍がウクライナに侵攻。米欧や日本は対露制裁を決めるなど対立が先鋭化しています。

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平和賞授与に込められたノーベル選考者のメッセージ 識者の見方

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ノーベル平和賞の授賞が決定したベラルーシの人権活動家、アレシ・ビャリャツキ氏=2020年、ロイター
ノーベル平和賞の授賞が決定したベラルーシの人権活動家、アレシ・ビャリャツキ氏=2020年、ロイター

 今年のノーベル平和賞は、ベラルーシ、ロシア、ウクライナで人権擁護活動に当たってきた1人と2団体への授与が決まった。ロシアのプーチン政権がウクライナ侵攻で国際社会を揺るがす中、ノーベル賞委員会は、プーチン政権による戦争犯罪や、ロシアとプーチン氏を後ろ盾とするベラルーシ政府の人権弾圧などを強く批判。市民の自由や民主主義を抑圧する強権主義・権威主義を指弾した。

将来の関係修復への願いが込められている

 ■下斗米伸夫・法政大名誉教授

 ノーベル平和賞がロシア、ウクライナ、ベラルーシの市民社会を代表する個人と組織に授与されることになったのは、ユーラシアの平和のために市民社会を抑圧しない価値観が必要というメッセージだと感じる。

 選ばれた1個人と2団体はいずれも、市民社会に根ざし、権威主義的な体制に対する抵抗運動をしている。ロシアやベラルーシでは国家元首が圧政を敷き、市民社会が根付きつつあったウクライナはロシアに侵攻された。

 私は、受賞が決ま…

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【ウクライナ侵攻】

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