「一番つらかった決断」乗り越え フィギュア紀平梨花、途切れぬ思い
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20歳の表情は生き生きとしていた。フィギュアスケート女子で2018年グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花選手(トヨタ自動車)が毎日新聞の単独インタビューに応じた。
右足首の疲労骨折により、昨季はシーズンを全休。有力視された北京冬季オリンピック日本代表はかなわなかった。今季もいまだ完治しないその故障と付き合いながら、9月の中部選手権で1年5カ月ぶりの公式戦に復帰。試行錯誤の日々が続く。
だが、再出発をしたわけでも、新たな始まりの一歩を踏み出したわけでもない。スケートに全てを懸ける日々は変わらない。そんな紀平選手の途切れることないスケートへの思いが垣間見えた時間だった。【聞き手・倉沢仁志】
――足首の痛みは一進一退が続く中で中部選手権の直前に氷上練習を再開させました。氷に乗る恐怖はありませんでしたか。
◆正直、怖さはありました。また痛くなったらどうしようとか、悪化しないようにしないと、とか。今でも痛みなく滑りたいと思いながら練習しています。本当にスケートができている喜びを感じられるのは、「完治」した時なのかもしれませんね。
でもやっと、右足首がぐらぐらしている感覚はなくなってきました。これまでは、どうやっても左足とは違う感覚がありましたが、普通らしくはなっている。試合へ挑んだり、氷上練習をしたりすることへの勇気にもつながるくらいの状態にはなっていると思います。
――滑ることができない期間が長かったですが、その間の思いは。
◆滑りたいという思いよりは…
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