- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

政権発足以来、最低の支持率となっている岸田文雄首相。その首相が9日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われた自動車F1シリーズの日本グランプリ(GP)決勝を観戦すると、インターネット上では「なぜ首相がF1に?」と疑問視する反応が相次いだ。そこで、岸田首相の言動を追ってみると、今回の観戦に二つの思惑が浮かんだ。【デジタル報道センター】
「なぜ、岸田さんが」「支持率稼ぎか」――。岸田首相の観戦に対し、ネット上ではその意図を図りかねる投稿が続いた。また、「総理にそんな暇あるのか」「円安対策など問題は山積み」などとF1を見ている場合ではない、といった批判の声も目立った。
一方で、日本GPを現役首相が訪れたのは初めてだったことを踏まえてか、「他国では首脳が来るのは普通のこと」「今まで日本の首相の出席がなかったことの方がおかしい」などとして観戦を歓迎し、「ステータスの高いスポーツ」として認知されることでF1人気が高まることへの期待を示す投稿も目立った。
では、岸田首相の思惑はどこにあったのか。一つ目は、新型コロナウイルス対策で実施し…
この記事は有料記事です。
残り922文字(全文1389文字)