時速194km暴走 危険運転適用求め署名提出 大分死亡事故の遺族

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
小柳憲さんの遺影(中央)と2万筆を超える署名を前に思いを語る遺族=大分市東春日町の大分被害者支援センターで2022年10月11日午前9時6分、井土映美撮影
小柳憲さんの遺影(中央)と2万筆を超える署名を前に思いを語る遺族=大分市東春日町の大分被害者支援センターで2022年10月11日午前9時6分、井土映美撮影

 大分市で2021年2月、当時19歳の元少年(21)の運転する車が法定速度の3倍超となる時速194キロで対向車と衝突し、対向車を運転していた会社員、小柳憲さん(当時50歳)=同市=が死亡した事故で、小柳さんの遺族が11日、自動車運転処罰法違反(過失致死)で起訴された元少年について、危険運転致死罪を適用するよう求める署名2万2141筆を大分地検に提出した。

 事故を巡っては、任意で捜査を続けてきた大分県警が21年4月、元少年が「制御困難な高速度」で車を運転したと判断し、危険運転致死容疑で書類送検。これに対し、地検は22年7月、「(危険運転を)認定し得る証拠がなかった」として過失運転致死罪に切り替えて元少年を在宅起訴した。

この記事は有料記事です。

残り271文字(全文583文字)

あわせて読みたい

ニュース特集