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自民党の党紀委員会(衛藤晟一委員長)は12日、7月に死去した安倍晋三元首相を「国賊」と表現したとされる同党の村上誠一郎元行政改革担当相について「1年間の党の役職停止」とする処分を全会一致で決定した。党内には「不適切な発言で処分は当然」との受け止めが広がる一方、「自由な言論を許容する党の精神に反する」と危惧する声も上がる。処分は安倍派の怒りに押されて決まった形で、党内に禍根を残す可能性もある。
党紀委は党所属議員ら18人で構成される。同日、党本部で村上氏の発言について審査し「命がけで取り組んできた(安倍元)党総裁への極めて非礼な発言で、許しがたい」との認識で一致した。「役職停止」は「党則の順守の勧告」から「除名」まで8段階ある処分のうち3番目に軽いが、…
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