橋下氏と「北野旋風」をもう一度　初のマスターズ花園で盟友躍動

　左の橋下、右の栗山――。8～10日に初めて開催されたラグビーの「マスターズ花園」。40歳以上のOB選手が集った大会で、地元・大阪随一の進学校、北野高の栗山紀一さん（52）は現役時代をほうふつとさせる快足でスタンドを沸かせた。1987年度の花園（全国高校大会）で橋下徹・元大阪市長（53）と左右のウイング（WTB）でコンビを組み、16強入りを果たす「北野旋風」の原動力となった。栗山さんの胸には青春時代にトライを重ね合った盟友への熱い思いがわき上がった。