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第47回社会人野球日本選手権

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2回戦・NTT東日本―王子|社会人野球日本選手権2022

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NTT東日本、2大会連続の8強 王子に競り勝つ

【NTT東日本-王子】五回表2死三塁、内山が適時三塁打を放つ(投手・高島)=京セラドーム大阪で2022年11月6日、中川祐一撮影
【NTT東日本-王子】五回表2死三塁、内山が適時三塁打を放つ(投手・高島)=京セラドーム大阪で2022年11月6日、中川祐一撮影

 第47回社会人野球日本選手権大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催、大阪市共催)は第8日の6日、京セラドーム大阪で2回戦が行われ、NTT東日本が王子を4―2で降し、4強入りした前回大会に続いて2大会連続で8強に進出した。7日の準々決勝で、今夏の都市対抗野球大会準優勝の東京ガスと対戦する。

【NTT東日本-王子】四回表NTT東日本1死一、三塁、中村がスクイズを決める(捕手・細川)=京セラドーム大阪で2022年11月6日、中川祐一撮影
【NTT東日本-王子】四回表NTT東日本1死一、三塁、中村がスクイズを決める(捕手・細川)=京セラドーム大阪で2022年11月6日、中川祐一撮影

 NTT東日本が辛勝。四回に中村のスクイズなどで2点を先取すると、五回には井上、内山の連続三塁打で加点した。投手陣は12安打を浴びたが、4人のリレーで逃げ切った。王子は2併殺などで再三の好機を逃した。守備でも内外野ともに乱れが出て、強力打線を相手に踏ん張っていた投手陣を野手が援護できなかった。

【NTT東日本-王子】六回裏のピンチに好投したNTT東日本の3番手・片山=京セラドーム大阪で2022年11月6日、滝川大貴撮影
【NTT東日本-王子】六回裏のピンチに好投したNTT東日本の3番手・片山=京セラドーム大阪で2022年11月6日、滝川大貴撮影

NTT東日本・平野宏監督

 常に走者を背負う苦しい試合だったが、投手陣は最少失点で頑張ってくれた。多田は先に点を与えず粘った。

 (中村のスクイズで先制)中村は初戦が体調不良で、今日が最初の試合だった。(打たせるのと)どちらが点を取れる確率が高いかなと考えた。先に点を取りたいシーンだったので。バントすら難しい場面でしっかり決めてくれた。

 (いろいろな起用法で収穫を得ながら勝ち進んでいる)もちろん妥協するつもりはないが、若い選手が多いので。大舞台でしか経験できないことがある。そういうことを教育しながら、ステップを踏ませてあげたい。

【NTT東日本-王子】五回裏王子1死一、三塁、細川が中前適時打を放つ(捕手・佐久本)=京セラドーム大阪で2022年11月6日、中川祐一撮影
【NTT東日本-王子】五回裏王子1死一、三塁、細川が中前適時打を放つ(捕手・佐久本)=京セラドーム大阪で2022年11月6日、中川祐一撮影

王子・湯浅貴博監督

 攻撃は塁を埋めてくれた。得点につなげられなかったのは私の責任。王子の持ち味である粘り強いチームに成長している。

 (先発の)高島は初戦で良い投球だったし、中3日空いたので託した。行けるところまで行くという意味で、予定通りだと思う。よくやってくれた。継投も東海予選と同じで、プラン通りだった。

 (勝敗の分かれ目は)得点を取れるところで取るかどうか。1本出れば、試合展開も変わってくる。相手もどんどんいい投手をつぎ込んでくる。粘り強かった。大舞台で勝ち上がるには、取りこぼしがない野球をしなくてはいけない。

 都市対抗野球大会の予選敗退から、よく選手がここまでチームを作り上げてくれた。ただ、目標は2回戦ではない。全国で勝ち上がるチームにしたい。

【NTT東日本-王子】四回表NTT東日本2死二塁、喜納の右前打で向山が生還(捕手・細川)=京セラドーム大阪で2022年11月6日、滝川大貴撮影
【NTT東日本-王子】四回表NTT東日本2死二塁、喜納の右前打で向山が生還(捕手・細川)=京セラドーム大阪で2022年11月6日、滝川大貴撮影

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