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第47回社会人野球日本選手権

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準々決勝・ENEOS―三菱重工West|社会人野球日本選手権2022

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ENEOS、延長戦制し4強 三菱重工West降す

【ENEOS-三菱重工West】延長タイブレーク十回表ENEOS1死一、二塁、丸山が3点本塁打を放つ=京セラドーム大阪で2022年11月7日、滝川大貴撮影 拡大
【ENEOS-三菱重工West】延長タイブレーク十回表ENEOS1死一、二塁、丸山が3点本塁打を放つ=京セラドーム大阪で2022年11月7日、滝川大貴撮影

 第47回社会人野球日本選手権大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催、大阪市共催)は第9日の7日、京セラドーム大阪で準々決勝が行われ、今夏の都市対抗野球大会で優勝したENEOSが延長十回タイブレークの末、三菱重工Westを4―1で降した。ENEOSは都市対抗野球との夏秋連覇を果たした第38回大会(2012年)以来、9大会ぶりに4強入りした。8日の準決勝でトヨタ自動車と対戦する。

【ENEOS-三菱重工West】七回裏三菱重工West2死一、二塁、青木を空振り三振に抑え、喜ぶENEOSの先発・柏原=京セラドーム大阪で2022年11月7日、中川祐一撮影
【ENEOS-三菱重工West】七回裏三菱重工West2死一、二塁、青木を空振り三振に抑え、喜ぶENEOSの先発・柏原=京セラドーム大阪で2022年11月7日、中川祐一撮影

 ENEOSが延長戦を制した。タイブレークの十回無死一、二塁からバント失敗の後、丸山が右中間へ3ランを放った。柏原が7回を投げて1安打1失点と好投し、救援陣も層が厚く安定していた。三菱重工Westは、味方の好守備に助けられた竹田が9回1失点の粘投も貧打で援護できず、最後は鮫島が痛い一発を浴びた。

【ENEOS-三菱重工West】延長タイブレーク十回表ENEOS1死一、二塁、丸山に3点本塁打を許し、打球の行方を追う三菱重工West・鮫島=京セラドーム大阪で2022年11月7日、滝川大貴撮影
【ENEOS-三菱重工West】延長タイブレーク十回表ENEOS1死一、二塁、丸山に3点本塁打を許し、打球の行方を追う三菱重工West・鮫島=京セラドーム大阪で2022年11月7日、滝川大貴撮影

ENEOS・大久保秀昭監督

 お互いしまったいいゲームができた。(先発の)柏原は途中からゾーンに入った。今年で一番と言っていい投球内容。

 (三菱重工Westと三菱重工Eastは)西も東も簡単じゃない。戦いづらい良いチームを作っているなと思う。

 (相手先発の竹田)コーチ中心に対策をしてきた。ヒットは出ていたので頑張ったかなと思うが、長打と四球が絡まずなかなか得点できなかった。

 (四国銀行との1回戦と同様、タイブレークで勝利)初戦からずっと厳しいですよ。タイブレークは裏(後攻)が有利だと思うが、2戦とも表でなんとか勝つことができて良かった。

【ENEOS-三菱重工West】二回表ENEOS1死満塁、柏木が右前適時打を放つ(捕手・拾尾)=京セラドーム大阪で2022年11月7日、滝川大貴撮影
【ENEOS-三菱重工West】二回表ENEOS1死満塁、柏木が右前適時打を放つ(捕手・拾尾)=京セラドーム大阪で2022年11月7日、滝川大貴撮影

三菱重工West・津野祐貴監督

 先発の竹田は走者を出しながらも非常に粘り強い投球をしてくれた。なんとか得点して九回で勝負をつけたかった。

 今日は鮫島がクローザーという立ち位置でやっていこうと思っていた。

 (打線が振るわず)

相手投手の真っすぐもかなり来ていたし、スライダーや変化球もいいところに決まっていた。打撃でチャンスを作るのが今後の課題。

 (野手の好守備があった)接戦が予想されたので、守備からリズムを作って球際の強さを出していこうと話していた。しっかり守れて良かった。まだまだ成長途中。来年以降がすごく楽しみなチーム。接戦をものにして勝ち上がるチームにしていきたい。

【ENEOS-三菱重工West】二回表ENEOS2死満塁、滝沢を空振り三振に抑えてほえる三菱重工Westの先発・竹田=京セラドーム大阪で2022年11月7日、中川祐一撮影
【ENEOS-三菱重工West】二回表ENEOS2死満塁、滝沢を空振り三振に抑えてほえる三菱重工Westの先発・竹田=京セラドーム大阪で2022年11月7日、中川祐一撮影

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