「せっかく生まれたのに人生は終わり」 強制不妊・控訴審で訴え

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
裁判後に開いた報告集会で被害の実態を語る原告の飯塚淳子さん=仙台市青葉区で2022年10月11日午後5時0分、平家勇大撮影
裁判後に開いた報告集会で被害の実態を語る原告の飯塚淳子さん=仙台市青葉区で2022年10月11日午後5時0分、平家勇大撮影

 旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術を強制された宮城県の60~70代の女性2人が起こした国家賠償請求訴訟の控訴審が、仙台高裁(石栗正子裁判長)で続いている。11日の裁判では原告の本人尋問があり、70代の女性が「苦しい思いで生きてきました。せっかくこの世に生まれたのに、優生保護で人生は終わりです」と訴えた。23年1月16日の次回公判で結審する見込み。【平家勇大】

この記事は有料記事です。

残り1034文字(全文1220文字)

関連記事

あわせて読みたい

ニュース特集