「1杯だけ」で生活一変 アルコール依存脱却の夫婦が語る苦悩

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かつては毎日死ぬことばかり考えていたという山崎さん夫妻。体験を語ることで自身の弱さや本質に気付くことができたという=奈良市菅原町で、稲生陽撮影
かつては毎日死ぬことばかり考えていたという山崎さん夫妻。体験を語ることで自身の弱さや本質に気付くことができたという=奈良市菅原町で、稲生陽撮影

 アルコール依存からの回復を目指す人たちの自助団体「全日本断酒連盟」(東京)が主催する全国大会が16日、奈良県天理市の天理大学杣之内第1体育館で開かれる。県内での開催は30年ぶり2回目で、全国の会員による「酒害」体験の報告や専門家の講演が予定されている。大会を前に、主管する県断酒連合会(奈良市)の山崎公平事務局長(56)と、妻で奈良市断酒会家族会会長の千里さん(62)に話を聞いた。【稲生陽】

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