強運も金メダル級 年2億本売れるチョコバー「ブラックサンダー」

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さまざまな種類が販売されているブラックサンダー=毎日新聞大阪本社で2022年10月12日
さまざまな種類が販売されているブラックサンダー=毎日新聞大阪本社で2022年10月12日

 「ブラックサンダー」は、年間2億本以上を売り上げる大人気のチョコレートバー。1本30円(税抜き)ながら食べ応えがあり、コンビニでも定番商品だ。体操の五輪金メダリスト・内村航平さんの好物としても有名だけど、売れ行き不振にあえいだ過去が。人気者への「ウルトラC」、あったんですか?

 ブラックサンダーは有楽製菓(本社・東京都小平市)が愛知県豊橋市の工場で製造している。見た目の黒(ブラック)に、子どもが好きな戦隊ヒーローものを連想させる「サンダー」をくっつけた、ユニークなネーミング。

 ココアクッキーとプレーンビスケットをチョコレートでコーティングし、ザクザクとした食感が特徴だ。期間限定など、さまざまな味も販売されている。9月に発売の「至福のバター」は発酵バターが香り、まるで高級菓子のよう。シリーズには、ひとくちサイズや、ファミリーパックもある。ちなみに年間2億本は、1本で販売されている商品のみの数字。ファミリーパックなどを合わせると、もっと売れている計算だ。

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