里見香奈清麗、再挑戦の意思「今のところない」 棋士編入試験3連敗

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
棋士編入試験の第3局で狩山幹生四段(右)に敗れ、感想戦で対局を振り返る里見香奈清麗=大阪市福島区の関西将棋会館で2022年10月13日(代表撮影)
棋士編入試験の第3局で狩山幹生四段(右)に敗れ、感想戦で対局を振り返る里見香奈清麗=大阪市福島区の関西将棋会館で2022年10月13日(代表撮影)

 将棋の棋士編入試験に挑戦している女流棋士、里見香奈清麗(30)は13日、大阪市福島区の関西将棋会館で狩山幹生四段(20)と第3局を指し、103手で敗れた。5番勝負の編入試験は里見清麗の3連敗で終わり、女性初の将棋のプロ棋士誕生はならなかった。里見清麗は「今の自分の実力だと思うので、また勉強して頑張りたい」と語った。

 狩山戦は後手番の里見清麗がこれまでの2局と同様、得意の中飛車に構えたが、独特の受け将棋の狩山四段を相手に攻めあぐね、力を発揮できないまま投了に追い込まれた。

この記事は有料記事です。

残り475文字(全文713文字)

あわせて読みたい

ニュース特集