美しく残酷な愛の世界 谷崎潤一郎の名作、花組「殉情」開幕
毎日新聞
2022/10/13 18:00(最終更新 10/14 12:10)
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宝塚歌劇花組のバウ・ワークショップ「殉情(じゅんじょう)」(石田昌也監修・脚本、竹田悠一郞潤色・演出)が13日、兵庫県宝塚市の宝塚バウホールで開幕した。谷崎潤一郎の名作「春琴抄」をミュージカル化。バウホール初主演の帆純(ほずみ)まひろが、美しくも残酷な愛の物語に挑んでいる。21日まで。
「殉情」は、1995年と2002年に絵麻緒(えまお)ゆう主演で上演。08年には宙組で再演された。明治時代の大阪が舞台。佐助(帆純)は、奉公先の薬問屋の次女で盲目の春琴(朝葉<あさのは>ことの)を慕い、献身的に仕える。琴の才能があり容姿端麗な春琴だが、傲慢な性格で、佐…
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